相場六十四卦注釈
by kingsarmonj

占いは朝廷・貴族階級を中心に盛んに行われ、その結果を絹布に記録集積し、当たり外れが検討された。
1500年間に当たるもののみを集め、周易の原型が完成すると、知識階級にも普及し、注釈や、解釈するための理論が、次第に哲学へと展開。
知識人たちは、秦帝国の厳酷な思想統制の下でも、易書の注釈という形で自己の思想を表明しようとした。

2007年12月10日月曜日
12/10の日中:風山漸 ふうさんぜん (初六)

(中筮法)
得卦: 53風山漸 ふうさんぜん 、変卦: 37風火家人 ふうかかじん へ之(ゆ)く。

艮(山)を配した陽
坎(水)を配した陽
兌(沢)を配した陰
坎(水)を配した陽
兌(沢)を配した陰
坤(地)を配した陰○

初六、鴻(かり)、干(みずぎわ)に漸(すす)む。
小子は厲(あや)うし。
言有れども、咎なし。
小子の厲うしとは、義として咎なきなり。
前回は武人で、今回は小子。
進むに順序をもってすれば、咎なきを免れる。
山上の木が着実に伸びていく。
君子はこの卦を見て、賢徳を固く守り、しだいに一国の風俗を善くしていくのである。
相場は、 漸次に安き意あり。卦の意には進み昇る義あるも相場においては上がることなし。
唯漸次に下りて下に止まるものなり。
行き進む卦なので、漸次に上伸。既に高値にある場合には、更に一段の高値を見ることなく、保合い気味の浮動。
漸は既に上騰したところから経過を振り返ってみる卦である。


果して占いのとおりとなった。
kingsarmonj

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