相場六十四卦注釈
by kingsarmonj

占いは朝廷・貴族階級を中心に盛んに行われ、その結果を絹布に記録集積し、当たり外れが検討された。
1500年間に当たるもののみを集め、周易の原型が完成すると、知識階級にも普及し、注釈や、解釈するための理論が、次第に哲学へと展開。
知識人たちは、秦帝国の厳酷な思想統制の下でも、易書の注釈という形で自己の思想を表明しようとした。

2007年11月28日水曜日
11/28 日中:天山遯(てんざんとん)(上九)

天に対して、下から山が迫っている。(山→天の終り(上九))
君子はこの卦を見て、憎むことなく、しかも、厳として小人を遠ざけるのである。
相場は、 山は止まって動かず、天は上り進んで下らず、故にこの卦は高きものとす。
ただし遯はまた大巽なるがゆえに安きところの象なきにあらず。
現在高値。さらに進んでの上伸力がなく、いずれかといえば、下降への機運を孕んでいる。
高値から安値を見る危険を警戒。
(上九)豚を肥(ふと)らせる。何のわだかまりもなく、悠々としてのがれ隠れるならば、万事順調。
心広く、体健やかに、世事に超然として一点も心を労することなき大吉。
災いを免れて安楽の地を得べし。
(占例)米作の豊凶を占い、大巽ゆえ、大豊作とし、物価下落のときであると断ずる。
(変卦)沢山咸(たくさんかん) 高下往来。幾分下押す。
kingsarmonj

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