相場六十四卦注釈
by kingsarmonj

占いは朝廷・貴族階級を中心に盛んに行われ、その結果を絹布に記録集積し、当たり外れが検討された。
1500年間に当たるもののみを集め、周易の原型が完成すると、知識階級にも普及し、注釈や、解釈するための理論が、次第に哲学へと展開。
知識人たちは、秦帝国の厳酷な思想統制の下でも、易書の注釈という形で自己の思想を表明しようとした。

2007年10月18日木曜日
雷天大壮(らいてんだいそう)

2007年10月18日の日経225の相場は、雷天大壮(らいてんだいそう)(六五)を得ている。
この卦は、2008年の相場を占ったときに出た卦と一致する。
参照のこと。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1998407&tid=ffc7pjbf6q3t2a&sid=1998407&mid=1679618

象、卦辞、爻辞いずれも大切。
本質は震(雷)の上昇であり、火の上昇との違いを見てとれる。
陽気が下から上がり、陰気を衰えさせる。
この場合は、押しては上げ、また押しては踏み上げるといったしつこさがある。
火の上げは、明るく上がるが持続性がない。

(六五)少しも囲いを設けないため、羊が逃げてしまう。しかし無理にとどめようとするな。位当たらずといえども、今は大壮の時。したがって悔いなし。
イブニングセッションでは、下げて値を消したが、悔いなし。

(有名な占断例) 
思惑買いが巨利を得ることができるかを、高島嘉右衛門が、一友人に頼まれ、占った。
― 陽気盛大とはいえ、第五爻を得れば、過ぎて大風一過の跡に似て、思惑は望み得ないばかりでなく、
羊を易に失うとあるが如く、柵破れて羊に逃げられる損失を招くべきを以って警戒するべき―
果して、占いの如く、友人は、中国との大戦争の思惑が外れ、大損失を招いたということである。
kingsarmonj

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