相場六十四卦注釈
by kingsarmonj

占いは朝廷・貴族階級を中心に盛んに行われ、その結果を絹布に記録集積し、当たり外れが検討された。
1500年間に当たるもののみを集め、周易の原型が完成すると、知識階級にも普及し、注釈や、解釈するための理論が、次第に哲学へと展開。
知識人たちは、秦帝国の厳酷な思想統制の下でも、易書の注釈という形で自己の思想を表明しようとした。

2007年10月15日月曜日
乾為天(けんいてん)


2007/10/15 の日経225相場の卦として、乾為天(けんいてん)を得たのだが、
これには解釈がいろいろある。

即今(イマイマ、ソクイマ、いまなり)の相場状況から推断する。
すなわち、今高ければ将来は大いに安く、今安ければ将来は大いに高い。と判断する。

9月25日の新興を占ったときもこの卦を得ている。

本日は、先ず上がる。先高。と読んだ。
それ自体は、先日のCMEを見てもわかることで、参考にならない。
そして、次の展開を解釈するのに、日経の状況を見て、爻辞にも目を通し、
これを直感的に重視し、得た本日の占断が、

「先ず高い。あるいは、踊りて淵にあり。」

乾為天(けんいてん)は、6爻を6竜で、うたっている。
周易とは、乾為天、すなわち、「天」を首とした易。
竜とは、皇帝のシンボルであり、易とは、帝王の学とされるゆえんである。
そして、竜とはトカゲであり、易とは、竜をその意味に含む。
(易という字は、トカゲを横から見た象形文字。)
竜の段階を、6爻で表現する。
竜は、秋になると淵の中に潜み、春には天に昇るとも言う。

本日の乾為天(けんいてん)は、4爻を得ている。

1.潜竜、地に潜む。ひたすら力を蓄え時を待つ。陽にして竜、今は下にある。
2.竜、地上に現る。徳の恵みは天下にあまねく。なおも大人の指導を仰ぐ。
3.竜、調子に乗って、動き過ぎる。終日道を反復する。危ういが、夕べに反省し慎み恐れれば、咎めはない。
4.竜、まさに飛躍のとき。ひとたび踊り、なお淵に沈んで力を蓄える。
5.飛竜、天に昇る。乾の境地。徳高きにしてなしうるわざである。しかしなお、大人の指導を仰ぐ。
6.亢竜、昇りつめた竜。満つれば欠ける。悔いあり。
4爻を得た場合の判断は、進めば咎なしだが、ためらえば、好機を逸する。
しかし、進めねばならぬ時に限って、進めない状況が多く、大抵は進めない事態に終わる。
従って、淵に沈んで力を蓄えることになる。
kingsarmonj

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